2019年4月18日にリリースされた「進撃の巨人タクティクス」
ライトに遊べる、ファンもソシャゲ好きも納得の一本に仕上がっていたので、レビュー書きます。
ゲームシステム
お馴染み「進撃の巨人」の物語はそのままに、ストーリーを追っていく形でゲームは進行する。
戦闘はキャラクターを戦場に投入して、攻め入る巨人を迎撃するタワーディフェンスチックな仕上がりになっている。
各キャラクターは最高レアの☆6まで上げることができる。思い入れのある、個人的に好きなキャラクターを育て上げる喜びを味わえる。
戦闘システム
「AP」と呼ばれるエネルギーを使用し、キャラクターを戦場に配置して巨人を駆逐する。
「進撃タイプ」は戦場に配置後、そのまま残って巨人に攻撃を繰り返す。
進撃タイプのミカサ、ほか1人を戦場に配置してみた。
各キャラ、立体起動装置で果敢に巨人にアタックをかけているのがわかる。
「突撃型」は、巨人を狙って配置すると、ピンポイントでその巨人にアタックをかけ、その後は戦場を離脱する。残って戦わないかわりに「部位破壊」の効果をもたらす。
女型の巨人目がけて突撃型の隊員を放ち、脚の部位破壊をしている。
部位破壊効果は
脚:1本で鈍足に、2本で完全に動けなくなる
腕:攻撃手段を失う
目:必ずクリティカル攻撃になる
という効果がある。
なお、巨人は門を目がけて攻めてくる。
門の耐久度が0になると、ステージ攻略失敗となる。
「迎撃型」は固定兵器で、砲弾を放ったり、巨人を拘束したりする。
女型の巨人を、迎撃型兵器で拘束。
チュートリアルで原作を再現するとは、なかなか。
ほか、各キャラ「スキル」を保有しており、ゲージが溜まったあとにキャラをタップして「スキルモード」に変換、その後に該当キャラを戦場に放つことでスキルを使用可能だ。
ミカサのスキルを発動した場面。
なお、進撃型と迎撃型のユニットは時間経過や巨人の攻撃でHPが減少、0になると戦場を離脱する。APを使用することで再び戦場に配置することが可能。
巨人に食われる状態が完成すると、戦闘不能となり、戦闘終了までその手札が使えなくなってしまう。サッカーでいうところのレッドカードのようなもの。これはかなり痛い。
巨人に捕食されそうになったら、突撃型ユニットを放つことでキャラを解放できる。
以上が大まかな戦闘システム。
- 手札は7枚で構成
- チームリーダーによって全体の能力が向上するなどリーダースキルあり
- 戦場によって有利不利な属性あり
- チームは複数のデッキを組んでおける
などなど、ほかにも抑えるべきシステムはあるが、あまりややこしくない、シンプルなものになっている。
☆総評
とにかく軽い。ゲームシステム担当者は凄腕なのかも。画面の移り変わりも、戦闘も、とにかくサクサク。
それと、進撃の巨人のストーリーをしっかり追っているあたり、ファンも納得できる仕上がりになっていると言える。へたにオリジナルストーリーを作るより、超人気の原作を追ったほうが感情移入しやすいので、この作りで正解。
それと、キャラ育成システムがシンプルで分かりやすく、おまけに☆6まで全員が育つという嬉しさ。序盤で食われてしまった味のある隊員ですら、この世界で活躍するチャンスを持っているのは、浪漫を感じずにはいられない。
戦闘システムは難易度が上がると各キャラスキルを駆使するなどして工夫しなければ攻略が難しくなる奥深さを持っていながら、オートモード実装でヘビーユーザーの周回にもきっちり答える仕様になっていて、ここも嬉しい。
久々に手ごたえのある、ビッグタイトルのソシャゲを遊ぶことができたので、是非ともみんなに共有したい。リヴァイ兵長を引くその日まで、頑張り続けよう。
あ、リセマラでリヴァイを狙っているそこのあなた。結構しんどいよ。簡単には手に入らないと思う(笑)なんせ、10連ガチャを引くまでが長いんだわ。10分ってレベルじゃないかも。それでも頑張るなら、止めはしない。