かつて(アニメ界隈で)一世を風靡したポプテピピックがアプリゲームになって登場したので、早速プレイしてみた。なお、公開して間もなく長時間のサーバーメンテがあり、多くのプレイヤーが待たされたという、出だしからポプテピピックらしさ(?)が出ていた。現在はアプリのアップデートによりプレイできるようになっている(2018年11月29日15:25時点)。
遊び方と感想
ストーリーはポプ子とピピ美がアニメが終わったにも関わらず竹書房のコンテンツをクソコンテンツ化し続け、それを阻止するために社員一丸となって戦う、というもの。まぁあってないようなストーリーは原作そのまま。
まずは教官が竹刀を持って社員をビシバシとシゴくチュートリアルから始まる。竹書房はこれ大丈夫なんだろうか?という心配は置いといて、ゲームシステムを学ぼう。・・・学ぶと言っても非常に単純で、まず社員たちが一斉にボスを殴る(ここでは教官がボス役。これ以降は通してポプ子かピピ美、もしくはその両方のタッグ)。こおでプレイヤーが操作することはない。社員たちが健気に必死に戦うところを、指をくわえて見ることになる。
下のゲージが満タンになると、そのゲージをタップすることでラッシュを繰り出すことができる。
ここでやっとプレイヤーの操作が必要になる。とはいっても、画面をひたすらタップするだけだが。しかし、ここで連打した場合に相手に与えるダメージはかなりのものになる。この連打を繰り出さないと、ステージが進めない場合がほとんどだろう(ガチャ課金しまくれば話は別だが)。
というわけで初期に配られた履歴書10000枚というでたらめな量で、一般のガチャを引こう。モーションは灰色や色つきの人型が竹書房ビルの前を走り、時折建物の中に飛び込む。それが採用された社員となる。ビルに入る様は、そう、かの国民的日曜日のアニメそのものだが、これぞポプテピピックの神髄といったところ。色付きのレア人型に入ってもらいたいのだが、ここで確立をコントロールすることはできない。かなり長い時間がかかるので、SKIP推奨。
管理人は最高で課長しか引けなかったが、部長や専務、社長など超レアな社員をGETすることはできるのだろうか。ここらへんはリセマラを繰り返した有志に公表を委ねるとする。
さて早速本編に突入。まずは大きなくくりでステージ選択。
その中でもステージ1からゲームを攻略していくことになる。なお、「再放送」というのはポプ子やピピ美の声優が変わって、アニメーションやネタはそのまま。これは原作ポプテピピックと同じ構成である。
本編が開始すると、ポプ子やピピ美が色んなネタを喋りつつ、多様な攻撃を仕掛けてくる。竹書房社員はひたすら攻撃を繰り返す。上のボスのHPゲージを0にできればステージクリアだ。
相手の攻撃によっては、社員が一気に数名倒される場合もあり、厳しい戦いを強いられる場合がある。初回のステージでは連打攻撃を繰り出さなくてもクリアは可能な難易度となっている。
しかし、ステージ3あたりから難易度が怪しくなってくる。連打攻撃を1回繰り出した、にも関わらず・・・
負けてしまった。かなり難易度は高めかもしれない。まだステージ3なのに・・・。ちなみに「復活」を選ぶと相手のHPがそのままで社員を復活させることが可能だが、金のたけのこを300も消費する。これは重要アイテム(主に課金で入手)のため、使用するのは痛手であり、相手の思うツボになってしまう。しかし、どうしても先に進みたい人は、課金せざるを得ないのかなと思う。
なお、課金なしでもステージの途中で宝箱が出現し、動画広告を閲覧することで連打攻撃をすぐに繰り出すことが可能。ステージ3は、初回ガチャのメンバーではこの宝箱を使用しなければクリアできなかったことを報告しておく。
ステージ1~3をクリアすると、次の章へ。
ちなみに次の章のステージ1の結果はこれ。宝箱を使っても、これでは恐らくクリアは不可能だろう。1章で「再放送」を含め同じステージを何度か繰り返し、社員を増やして戦力を増強するか、課金するしかない。
以上、ざっとゲームのシステムを紹介した。ポプテピピックのファンならネタで楽しめるだろうが、普通のRPGとしてはありふれたシステムで目新しさなどはなく、むしろ謎に難易度が高くて辟易する要素が大きいのかと思う。ま、ファンゲームだね。ポプ子とピピ美は原作通り、色々な際どいネタを繰り出してくるので、「あ、これはあの作品のネタかな」「これ、大丈夫?」といった路線で穿ちながらゲームを楽しむのが本筋ではなかろうかと。
プレイ動画
ハクスラ放置系も新ゲームで出た
・・・こっちのほうが、しっかりしたゲームになっている。
レビューしているので、暇なら見てね。