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感想
謎に病みつき感ある。
絵は精緻とは言い難くラフさが目立つが、バランスが秀逸。
油断したら魔物をかいくぐって魔王が倒されてしまう、とか。
ヘッドハンティングが生易しくない、だとか。
色々と絶妙なバランスは垣間見た。
基本は魔王玉座前に魔物を配置して侵入者を排除し、お金を貯めて各種アップグレードや強い魔物を雇って魔王LV１００を目指すというコンセプト。各レベルで「悪事」と呼ばれるコレクションがあり、時折笑いを誘うようなセンスが見られた。お馬鹿要素。
ここにプラス要素されているのが、侵入者を捕獲して手ごまにできるという部分。こいつらを使用してヘッドハンティングで攻め込んだり、他のプレイヤーを落としたり。これがこのゲーム最大の醍醐味じゃないかなーと。
手ごまの冒険者を大量に送り込んで、ワーっと攻略する様は凄く気持ちが良くて癖になりそう。・・・なんだけど、罠を仕掛けるにもお金は必要だし、仕掛けても罠を壊されたら再び配置しなきゃいけない。ここらへんがもどかしい。
捕獲する冒険者は、日常的に貯めておかなきゃいけない。せっかく爽快なシステムなんだけれど、連続して実行できないのは辛いね。
まぁ、なんにせよお金が必要なゲームです（もちろんゲーム内通貨のこと）。ので、日々地道にプレイしてお金を貯めておくことをお勧めします。
始めは「なんだこのゲーム？」と感じたけれど、プレイしていくうちに不思議な病みつき感に包まれた。もう２年以上前に作られたんだなぁ。
