祭壇に近づく悪魔を魔法で殺しつつ、人間を殺すかそれとも救うかを決めるアクションゲームを紹介。
遊び方
チュートリアルはバタバタしててよくわからないと思うけど、とりあえず
祭壇を守る
というのは共通の目的。
そのうえで
人間を救うか殺すか
を選択する、というもの。
魔法
予めプリセットされた魔法をフィールドにドラッグして炸裂させる。
祭壇に詰め寄る敵に当たるようにドラッグすべし。
炎の魔法は敵を吹き飛ばす作用がある。
当たる角度によっては祭壇のそばに吹き飛ばしてしまうので注意が必要。
チュートリアル最初の悪魔は、悪魔も人間も全て滅ぼすべし!というスタンス。
人間を守る
次に現れた神は人間を救うことを指示する。
人間をタップすることで保護フィールドを展開し、範囲魔法に巻き込まれないように守ることができる。
人間を救うか、それとも殺すか。
これは二者択一を迫るものではなく、ゲームの途中でどちらのスタンスでもステージが用意されている、と解釈している。
悪魔も人間も皆殺しにするか、それとも人間を保護して祭壇から天上に召すか。
まぁ、遊び方の違いだと思ってくれれば気楽にとらえられるはず。
と、いうわけで、あなたはスーツを着たハゲオヤジの神となりこの世に降臨、祭壇を守りつつ、人間を時には殺し時には救い、自身を強化してゲームを進めることになる。
ゲームの進め方
基本ステージは「ワールド」マップでゲーム開始を選ぶとOK。
プリセットされる呪文はスロットで決められるので、運が良ければ有利な呪文で、そうじゃなければ苦戦を強いられるかもしれない。ここらへんは運。
で、特別なモードとしてチュートリアルでも登場した、人間を殺す神と救う神。この2つの神様それぞれで特殊ステージがある。チャレンジするにはノーマルのワールドステージをある程度すすめる必要があるぞ。特別ステージだけあって、かなり難易度は高いが、クリアした時の喜びはひとしおだ。
なお、既存の呪文を強化したり、新たな呪文を覚えたりする場合は、ステージクリアごとに得られる報酬を元に行う。何らかのポイントを貯めて一気に強化するようなシステムではない。
このゲームの面白さ
呪文に他の呪文を重ねることで、新しい呪文を発見することができる。
例えば画像の場合は「湿地帯の木」に「炎」を当てることで発動する新魔法。木が炎の当たる角度によって倒木し、倒れた方向にいる敵にダメージを与える。これを利用することで、高耐久でなかなか倒せない敵も、打倒することが可能になる。
「この呪文とこの呪文、組み合わせたらどうなるのかな?」というワクワク感と、新たな相互作用を発見した時の快感。これがこのゲームの醍醐味ではないかと感じた。
それと、画面がごちゃごちゃしてて、そこに範囲魔法でドカンドカンと派手にエフェクトをかまして攻撃するものだから、爽快感が半端じゃない。これも楽しみのひとつ。
ただし、結構繊細なゲームで、というのは魔法を当てる角度ひとつで敵がどこに吹っ飛ぶのかが違ってきたり、特定の魔法を引き付けることで、ジャマー効果で無効化してくる敵なんかもいる(例えば避雷針を背負ったミノタウロスは雷魔法を吸収して強くなる)。こういう敵には当然、特定の魔法は厳禁だし、ほかの攻略手段を探さなければいけないなど、工夫が必要。
なんとなーく馬鹿ゲーの臭いもするけれど、立派なストラテジーアクションゲームになってて、凄いなぁと感じる。平たい感想ではあるけれどね。
以上、感想!