雰囲気からして王道の香りが・・・。
早速レビューしていく。
ストーリー
こまけえことは抜きにして、人間の世界に魔王が侵攻し、勝利したという幕開け。
その後は人間が魔王の居城に攻め込んで決死の戦いを挑む。
というのもテンプレっつうかお馴染みのストーリー。
結果、魔王は負けちまうんだね。
どうも、無防備なところを襲われた形で負けたっぽい。
さてさて、ここまではありふれたストーリーなんだけど、ここからがちょっと意外だったのですわ。
えー、魔王サイドの物語なの??
人間に惨敗を喫した魔王軍の象徴でありトップの魔王が復活、しかし力は弱い。地上波人間にガッツリ支配されている。しかも人間の支配力が非常に強い状態。ここから、魔王軍はいかにして巻き返していくのか?というストーリーである。
魔王サイドのが混沌として悪のイメージあるけど、このゲームは人間サイドも卑怯で残虐性があるように描かれており、魔王サイドの女子供も殺戮した、という事実がある。正義なんて、どっちにもある、というこっちゃね。そしてこのゲームは魔王側を主人公としたいるわけだ。
魔王城を育てよ
初っ端で魔王城というのが浮上するんだけど、始めは何もない。が、徐々に仲間を増やし施設を新築増築していくことで魔王城は発展していく。
施設は自分で建てるのではなく、配下の武将が「提案」し、それを聞くことで新たな建物を建てたり建物をグレードアップしたりできる。これはちょっと新鮮だった。
また、魔王城の画面では配下が自由に歩き回り、その配下を巡視することで「忠誠度」がUPし、それに応じて配下が新たな提案をすることがある。ま、ようするにこまめにプレイして配下を可愛がってあげて、ということ。画面をなぞることで一括して忠誠心UPできるので、ルーチンでよろしく。資源の回収も一括で行える。とにかくマメにプレイすることが強者への道なのだ。
戦闘はほぼ自動
- 通常攻撃や通常スキルは全自動
- リベリオンアーツと呼ばれる固有スキルも自動化可能
- リベリオンアーツを連続発動でコンボ発生
- 戦闘速度は2倍速可能
印象としては、あまり戦闘にプレイヤーの采配や思考リソースを割かせないスタイルで、非常にシンプルな作りになっている。5人までのパーティを組める。
倍速とAUTOで周回するのが基本プレイスタイルになりそうだけど、ここぞの勝負は手動でリベリオンアーツを連鎖させてやるのがベターかと。
各キャラのストーリーを体験できる
ユニットクエストと呼ばれる、各キャラの人生を追体験できるパートでは、覚醒に必要なキャラの欠片などをGETできる。1日に挑戦できる回数には制限があり、さらにストーリーを進めるには一定の忠誠心が必要など、とにかく周回プレイを求められるゲームといえる。
リセマラ推奨?
初回10連ガチャで提供割合0.28%の「アテナ」を引いたのだが、もしかすると初回10連は必ず0.28%提供のキャラのうち誰かが手に入るという仕様なのかもしれない。
なお、初回10連して少しゲームを進めるとすぐにまた10連できる機会が巡ってくるが、僕の場合はそこではさすがに0.28のキャラは引けなかった。
どうなんでしょうね、誰にでもAクラスのガチャキャラが当たるのか、それとも、たまたま運が良かったのか。
とりあえず20連ガチャするまではやり直しは容易なので、Aクラスが2体手に入るまでリセマラするのはありかなーと。DL時間含めると15分はかかるかもリセマラ。
総評
キャラボイスも豪華で作りもしっかりしてるし王道って感じ。いまさら目新しい要素はないけど、安心して遊べる一本。なんつうか、よくもわるくもキャラゲーじゃないかなー。側近でおっとり系幼女の「アスタロト」というキャラがいて、これにはまぁ癒されるんですよね。で、初回課金でこのアスタロトがGETできる。うーん、運営もわかっているというか、かなりのあざとさがあるねーなんて感じながらプレイしてた。確かにアスタロトちゃん可愛いもんな。
課金額でVIPレベルが上がり猛烈なアドバンテージがあるのは和ゲーよりも洋や中華っぽい仕様だなって感じる。いやいや課金なんてしないけどね(笑)
ところでマルチプレイってどうなんでしょうね?初期では「フレンド」機能は見当たらなかった。そのかわりプレイサーバでチャット機能はあって、プレイヤー同士で情報交換できたりする。スタンプ機能もあるので、それぞれプレイヤーが適当にスタンプを交わしているのは確認したけどね。マルチに関してはそこまで前面に押し出していないのかもしれない。
まぁ、キャラゲー。自分の推しキャラを育てるなり、好きなキャラを探すなりしてストーリーを楽しみつつじっくりプレイ。ダクリベはそんなゲームです。