「え、これ某ゲームのパクリじゃね??」ってゲーム序盤で感じたけど、つまり某ゲームが面白いって思う人はこのゲームも面白く感じるんだろう、ってことで。
あまり深く考えずにプレイして紹介する。
ストーリー
ゲーム最初は綺麗なムービーが流れる。かなり長い時間なので気合が入ってるな、という印象。「ベヒーモス」と呼ばれるモンスターを相手に、複数の英雄が戦いを繰り広げる。
ゲーム内ではこの「ベヒーモス」がキーになっている。
城壁を築いてベヒーモスから逃れる人もいれば、城壁外に出てベヒーモスを狩り、それを生業にする人もいる。
某進撃の巨人とモンスターハンターを足して2で割ったようなストーリーだなぁ、という端的な感想。
キャラメイク
まずは性別を選択。
細部の設定も可能。
管理人はデフォルトで十分に魅力的と感じた異性のキャラで開始。
名前を決めればキャラメイク完了、ゲームスタートとなる。
クエストを達成していく
画面左上の見出しとメッセージを選択すると、キャラは自動的に目的地へ移動する。
移動先ではストーリーのキーとなるキャラクターと会話し、物語が進行していく。
ここで依頼を受け、目的達成後に戻ってくると報酬の受け取りなどが発生する。
(ここまでで感じたこと)
あれ、これって全自動お使い型の量産型王道RPGじゃね??
って感じた方。そうでしょう、そう思うでしょう。
けど、このゲームは良い意味でこの予想を裏切ってくれたんですよね。
確かにストーリーパートや移動は自動化されているけれど、素材収集や戦闘は全て手動で行わなくてはなりません。
巷に溢れる量産型自動RPGは放置ゲーム状態で戦闘まで自動化可能で、すぐに飽きてしまう、というのがパターンと思います。しかし、このゲームは違いましたね。いやー、意外!
で、「こんな気骨のある無料RPGを待ってたんだよー」という感じでプレイしてみると、あることに気が付く。
「あれ、このゲーム、某ゲームにそっくりじゃね・・・??」
ここらへんは順を追って説明します(笑)
武器の選択
ゲーム序盤中の序盤で武器選択ができる。
多種の武器から自分の好きな物を選択すべし。
ただ、以降は任意のタイミングで武器の切り替えができるから、ここで無駄に悩む必要はない。フィーリングでOK。
戦闘チュートリアル
通常攻撃のコンボをGIFで紹介する。
どうだろうか、けっこうリズミカルで気持ちよく見えると思う。
キャラクターの角度、打ち込むタイミングなどは全て手動。
次に2種類のスキルのGIF。気持ちいい。
各武器に基本3つのスキルが備わっている。これらを駆使して雑魚敵やベヒーモスと呼ばれるボスを攻略していく。
アクションゲームにはお馴染みの回避行動。前転でクルリ。
以上すべての動作を手動で行うことにより、細かなキャラクターの動きをプレイヤーが能動的に制御して、ゲームの勝敗をコントロールできるという、アクション要素に関しては裁量権の大きい、最近では珍しいアクションRPGという評価になった。
ミッション
このゲームの特徴の一つとして「ミッション」がある。
敵キャラは通常のストーリーパートでは登場せず、改めて「ミッションに行く」というアクションを起こさなければ戦闘は開始されない。
狩場に出発する、といったイメージを持ってもらえると、わかりやすいかもしれない。
オープンワールドなRPGが好き!って人はちょっと物足りなさを感じる??管理人的には区切りがあって、これはこれで遊びやすいなと感じた。
以下ミッション内での「採集」と「ベヒーモス戦」について紹介する。
採集
フィールド内には鉱石や釣り場、植物などがあり、採集コマンドをタップすると素材を得ることができる。これらの素材は新たな装備を鋳造する際に用いるなど、ゲームを進める上で重要な要素となる。
ベヒーモス戦
このゲーム最大の魅力であるベヒーモス戦について簡単に紹介する。
ベヒーモスはこの世界を蹂躙し、人間の脅威となる大型生物の総称である。
ストーリーを進行していくと、多種のベヒーモスと対峙し、それを討伐してゲームを進めていかなければならない。
平たく言えばボス戦(笑)
ベヒーモスには弱点や部位破壊できるパーツがある。
部位破壊を成功させると、討伐時に追加素材を得ることができる。
部位破壊は積極的に狙っていくことになる。
トゥルービジョンと呼ばれるアクションを起こすと、敵の破壊可能部位の残り耐久値を可視化できる。赤くなっている箇所を積極的に狙っていこう。
静止画では伝わりにくいので、UPした動画を参照してほしい。
このあとは特定の魂を選択するなど、ゲーム的に分岐するような要素がある。
また、武器防具の鋳造や、厩舎での馬の飼育、ゲーム内の登場人物と友好度を深めていく要素などやり込み要素満載で奥が深くなっている。
とても1時間少々のプレイでは把握しきれるものではないので、是非とも各自で体験してほしい。
総評
「あ、これモンスターハンターや!!」
って感じた人、挙手どうぞ(笑)
クエスト画面は右上に見慣れたMAPとボスアイコン、フィールド上に点在する鉱石や植物、雑魚敵。そして部位破壊が可能な大型モンスター・・・。おやおや。
けど、まぁ、あれですよ。無料で楽しめるゲームとしてクオリティは申し分ないと思います。従来の王道RPGがアクション要素について手動化され、さらにスマホゲームとしてマルチプレイが縦横無尽に楽しめるというコミュニケーション要素に関しては本家をダントツでぶち抜いているパワーがある、という意味では評価に値しますよ。
それとですね、管理人はこれまでに数多の自動王道RPGを嫌ってほどプレイしてきましたが、まぁ10中8,9は即飽きてました。だって、勝手にキャラが動いて勝手に戦闘して、勝手に装備して強くなって勝手にストーリーが進むでしょ。こんなの、人間じゃなくてもできるじゃない。しかし、このゲームは違ったんですよね。
いくらモンハンのパクリをモチーフにしたゲームとはいえ、アクション要素に裁量権を持たせるだけで、やりがいが他のゲームより跳ね上がる感じ、ありますよ。ほんとマジで。
なので、パクリパクリと穿(うが)つだけではなく、是非ともいちどプレイして頂きたいんですよ。管理人も、この手のゲームでは珍しく、プレイを継続しようと思いますもん。しばらく遊んで、また続報を追記するかもしれない。それだけ、なかなか手ごたえのあったゲームなんです。少しでも伝われば幸い。
キャラネーム「熊子」にしちゃったけどな。まぁいいや。
頑張ろうね、熊子!
以上、紹介。