目がやけに気持ち悪い豚が、トロッコに乗って疾走するアクションゲームを紹介する。これだけでは全くと言っていいほどゲーム内容が伝わらないが、かなりの疾走感、それに完成度、さらには広告の良心的な出し方でとても気に入ってもらえると信じレビューする。
遊び方
オープニング・・・と呼ぶにはあまりにも唐突だが、ロケットが墜落し、そこから出てきた豚がコンニチワする。目がやたらギョロっとして気持ち悪いが、すぐに慣れる。最初の目的は、☆を集めてロケットを修理することらしい。
敷かれた道の上をトロッコで疾走。強制的に先へガンガン進む。ここでの操作は必要なし。かなりの疾走感で驚く、そして画像が綺麗。ベーコン舐めてたけど、やるじゃん。
操作が必要な場面に来た。障害物として青いパネルのトゲがある。ここは操作しなければ触れるだけで即死してしまう。これをクリアするには、チュートリアルどおりタップする。
クルリとひっくり返ってスルー。このように、パネルを操作することで障害物を越えたり路線を変更したりできる。
藁のオブジェクトなどは、ぶつかっても死なず、藁が飛び散るモーションでゲームを盛り上げてくれる。このほかにも足場が粉々に砕け散るなど、ハラハラドキドキのアドベンチャー感があってGOOD。
タイルは障害物だけでなく、飛び出す足場もある。これは豚が上に乗った時にタイミングよくタップすることでスプリングのように床が跳ね上がり、豚もジャンプすることが可能なのだ。こうしてコインを獲得したり、別のルートに変更したりできる。ボーっとしていると見逃してしまう。
そのまま通ればただの足場なのだが、タップで反転させることでジャンプ台の面を踏むことができる箇所もある。なお、画像はそれに気づいてタップしたが、間に合わずに豚が小ジャンプして、コインを得られなかったの図。こんなことはしょっちゅうあって、なかなか悔しい。
ここは操作することでルートを切り替える場面。どちらに行けばいいかは、先に進んで見ないと分からないケースもある。画像では下に行くのが正解、何故ならリンゴをGETできるからである。
道中にはコインだけでなくリンゴや☆がある。リンゴは死んでも途中コンティニューしたり、マップ上でリンゴのGET数に応じて解放されるステージに入ったりと、かなり重要な役割を持つ。途中で得るスターも、そのステージの☆3点満点中の1点の条件になるので、GETしておきたいオブジェクトである。
ステージクリア時の画像。リンゴと☆の獲得によって、満点クリアかそうじゃないかが決まる。満点でクリアするには、シビアなタイミングでタップする必要があるなど、なかなか簡単にはいかない。何度もトライしてステージの癖を掴み、満点を目指そう。
ステージが進むと赤いタイルが出現する。これはタップしただけで切り替わり続けるのではなく、タップし続ける必要がある(スマホ画面を押している間は床が切り替わり、放すと戻る)。青タイルに慣れていると、タップしてすぐに画面を離してしまいがちだが、これだと死んでしまう。
赤タイルも慣れてくれば何てことはない・・・のだが、青タイルと混成のステージも出てきて、そこでは難易度が急に上がる。やっと面白くなってくる、といったところだ。
ちなみに画像は豚から芋虫に切り替わっているが、これはマップを攻略していくと、キャラクターが解放されて使用可能となったもの。また、トロッコもマップ攻略の進捗に応じて色々な種類をもらえる。画像は植木鉢だ。こういうコレクション要素もある。
感想
疾走感が半端ない。ソニックザヘッジホッグを思い出す(あれほどの疾走感はないが・・・)。それと、画面が綺麗。作りがとても精緻で、プレイしてて気持ちいい。それにバランスもなかなかに絶妙だ。クリアするにはできるけれど、満点クリアには何度もトライして頑張る必要がある。そしてゲームにより熱意を込めたくなる要素として広告の少なさが挙げられる。暇つぶしとしてはかなり高評価なアクションゲームです。