タイトル画面から味があるでしょ、昭和後期のFC全盛期を彷彿とさせる。BGMも和風でやっぱり現代っぽくない、レトロな雰囲気なんですよ。早速紹介していきましょ。
ストーリー
本山なる謎の老人を丹波まで護衛するというのがストーリー。
道中は危険がともなうらしい。
丹波にいる妖怪の封印が解けそう、とのこと。どうやら物語りの終盤ではこの妖怪がキーになってきそうだ。
基本的な遊び方
主人公は町を拠点にして全国を旅していくことになる。
次の地点に行くには街道を通過する必要があり、ここで「妖怪たち」との戦闘がまちうけている。
※新ステージにキャラクターを「>」で移動させたあと「出発」で次のステージ挑戦
ストーリーは全国マップ画面の左上吹き出しアイコンをタップすることで確認可能。
「!」マークでは妖怪の出没情報を確認できる。これを確認しなくても「出発」を押せば決まった妖怪たちとバトルにはなるので、ゲーム後半で全国行脚するようになった際、特殊な妖怪が期間限定で出現する際などに機能するかもしれない。
なにぶん、ゲーム内にヘルプ的なものがなく、推測で語るしかないのが現状。ただ、難しいシステムは見られず、遊んでいればルールは把握できるようになっている。
戦闘
これがまた懐かしい感じの戦闘。
真ん中の刀マークをタップすると、妖怪に通常攻撃を行う。
連打すればするほどダメージが上がるような忙しい仕組みじゃなくて、それなりの感覚でタップしてれば最大ダメージにはなるので安心してほしい。
妖怪のHPを0にすると打倒、お金と経験値を得て先に進む。時おり、装備品を落とすことがある。
こちらのHPが0になると、町に強制送還される。
赤いマスは装備した武器によって付随するスキルを表示する。
青いマスは装備した防具によって付随するスキルを表示する。
おにぎりは購入していればHPをMAXに回復、ヒョウタンはMPをMAXに回復できる。
妖怪と妖怪の間にはつづらが置いてあることがあり、HPを全開できる。どのような法則で置いてあるかは不明。ランダムの可能性もある。
ステージによっては、最後に強敵が待ち受けることがある。強敵は画面に敵のHPバーが表示される。これを0にすれば勝利。
キャラ強化と装備品
キャラ強化は敵を倒したあとにレベルアップすればその場で5ポイントのステ振りができる。
- 力:攻撃力
- 体力:防御力とHP
- 敏捷:敏捷依存の技威力?
- 知力:MP
敏捷に関しては上昇によって攻撃速度が上がっているかどうかが未確認。敵には今の所100%攻撃が当たっているので、命中率には関係なく、敵からの攻撃も100%被弾しているので、回避率にも無関係っぽい。唯一確認できているのは、俊敏ステ依存のスキルには影響しているというところ。
装備品は雑魚敵も落とすが、ボスのほうがレア度が高く機能も優秀な武器防具を落とす。なお、同じ名前の武器防具でもアビリティが微妙に違ったりと、コレクションを楽しむ要素もこのゲームには含まれている。武器防具の装備は町でしか行えない。
よろずや・記録じいさん
北町の少し右に歩いたところにある「よろずや」ではおにぎりとヒョウタンを売っている。おにぎりは今後、必須アイテムになる。インターバル無しでHPを全開できるので、とりあえずいっぱい持ってたらどんなボスにもまず負けないというチートアイテム。金100がかかる。
南町の左端には記録じいさんがいて、今まで遭遇した妖怪や入手した武具を一覧で見ることができる。現時点で収集率が何パーセントかも見ることができるので、コレクション趣味の人にはいいかもしれない。が、それぞれの妖怪や武具をタップしても詳細なエピソードや説明等がないあたりは、開発時間の問題なのかもしれない。ここらへんは作りこまれていない。
シンプルで味わい深い
妖怪「うわばみ」でとりあえず行き詰る。
- ゲーム立ち上げから爆速で遊べる
- ルールがシンプル
- ドット絵でBGMもレトロな雰囲気
- ゲームバランスがよい
- 妖怪がなんとも可愛らしい
- 新たな武具に出会いたくなるコレクション要素あり
などなど、個人的には高評価。
近年の美麗グラ壮大RPGにちょっと疲れたなって人の清涼剤としていいんじゃないかなと思う。きっと、最後まで遊びたくなる人は少なからずいる・・・はず。
カテゴリ的には「和風ハスクラ系RPG」になるのかね。