「アナザーエデン 時空を超える猫」リセマラ不要のヌルくない王道RPG

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猫が時空を超える、っていったいどういうことなんだよ?というモチベーションだけでこのゲームをプレイし始めたわけですが、結局現時点でも猫が時空を超える理由はいまいちわかんないままです。が、最近のソシャゲには珍しくプレイヤーにヌルさを感じさせない難易度バランスで挑んでくるこのゲームに魅力を感じたので紹介します。

ストーリー

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森の中で「魔獣」が赤子入りクーファンを発見。その際に赤子が発する力の光を知って驚く。なにやら、ただの赤子ではないらしい。そこに現れた人の気配で魔獣は姿を消す。現れたのは村長さんで、赤子と、それに付随する少年を見つける。ここから物語はスタートする。

 

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それから16年の歳月が流れ、赤子と男の子はスクスクと成長し、赤子は萌えキャラへ、男の子はイケメンへとヴィジュアルチェンジするのであった。冗談はさておき、あの後は村長が拾い上げて、ここまで立派に育て上げたっぽい。つまり、この二人の出自は不明ということになる。

 

プロローグは終わり!・・・って全然意味わかんないよね?このゲームはプロローグで全容を掴める仕様になってません。物語を進めていけば、次第にいろいろなことが明らかになっていきます。

 

街やダンジョンでの操作

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操作開始から色々なところを調べられるし、棚からお金をGETできるし、キャラクターはなめらかヌルヌルで動き回るしでちょっと感動。なんつうか、王道RPGのそれを彷彿とさせる仕組みになっている。「!」マークのついたところはタップで調べられるほか、マークがついていないところも地味にタップで動作したりして、冒険心をくすぐる仕様になっている。

 

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街の井戸の中に降り立ったシーンですね。暗闇の中で何かないかと冒険をする主人公に、自分の姿を重ね合わせてワクワクする感覚あります。こういうの、最近のソシャゲでは少ないですよね。ドラクエで初めて訪れた街中を歩いている感じでGOODです横移動だけじゃなく、奥行き移動もあるところが広い空間認識を生み出しているように感じました。

 

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もちろん、闇雲に動き回ることのないように、マップ上では次の目的地をしっかりと明示してくれます。メインストーリーの目的地はもちろん、サブクエストの目的地も異なるアイコンで表示してくれるのはとても親切に感じます。

 

戦闘システムはシンプル!そしてヌルくない・・・

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各キャラに動作を指定して、どのモンスターに攻撃するかのターゲットを設定し、あとは「攻撃」ボタンをタップするだけ。これで戦闘は行われます。ターン制ですね。各キャラには通常攻撃のほか、パワーを消費して技を繰り出すことができます。「きおくON」「きおくOFF」ですが、直前の動作を記憶して、それをリピートさせるかどうかのスイッチになります。その横のボタンは、戦闘スピードのコントロールです。

全自動の戦闘ではないにせよ、なんというか非常にシンプルだなと感じます。それと、最も感じることですが、序盤から戦闘が全然ヌルくない感じです。主人公の攻撃1発で敵が倒れて「あなたには素質があります・・・!」とかいう詐欺まがいのチュートリアルは一切なし。なんと初回の敵はヒーラーが混ざっていて、先にヒーラーを倒さないと延々回復されて倒せないという、初見+初心者殺し?の仕様になっています。うわすげえな、アナザーエデンはこういう「ヌルいやつは死んでいいよ?」仕様なのだろうか。オラ、ワクワクしてきたぞ!

キャラ育成は直線的?

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ひとつ選択肢を変えれば無限の世界、とかそういうコンセプトじゃなく、アビリティボードなる成長システムも直線的だなと感じます。ここは考える手間が少なくていいんじゃないですかね。キャラ育成システムをシンプル化するかわりに、ストーリー重厚路線にする感じかな。なお、各キャラのレベルは戦闘に参加して経験値を得ることで上がっていきます。

また、装備は街の鍛冶屋に政策を依頼することで手に入れることができます。このシステムがなかなか独特で、町やダンジョンで手に入れた多種多様な「素材」を鍛冶屋に売却し、それでどの素材をどれだけ売却したかで、作れる武具やアクセサリーの種類が変わる(増える)というもの。これ、凄い面白いし、町やダンジョンでランダムで湧く素材を集めるのが凄く楽しみになります。

 

あれ、リセマラ不要・・・?

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最初にガチャ1回引かせてくれて、任意のキャラクターを選ばせてくれたから、☆4でさらに☆5の余韻を残す「ミーユ」を選択した管理人。プルンプルンで大満足なんですけれど、ここで疑問。「おや、初心者専用のてこ入れガチャ30連サービスとか、いつくるの?プレゼントボックスに入んないの??」というもの。いやはや、意地汚いね、我ながら。

しかし・・・いっこうにガチャを連続で引かせてくれるようなヌルいプレゼントがもらえない。おやおやー、まじかよ?アナザーエデンはリセマラ不要のRPGってわけ!?だいたいのソシャゲは、まず初見プレイヤーにガチャを引かせてがっちりハートをつかむものじゃないの?それが、たった1キャラを任意選択だけとは・・・アナザーエデン恐るべしだわ。いやまじで。でも、リセマラしない分、あまり悩まなくて済むかも?

 

序盤で主人公ソロで苦戦しまくりの中でパーティ編成チュートリアルすらない修羅仕様

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苦しい、苦しい、めっちゃ苦しい、愛しの妹が魔物にさらわれて、助けに行くというのに主人公がソロで戦わなくちゃいけないの、めっちゃ苦しいんですけどおおお!!!ふつうはこういう場合にだれか強力な助っ人やサブキャラが仲間に入るもんでしょ、例えばパパスとかさ(謎)。なんなの、この突き放し仕様は。ひどすぎない!?

 

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って「パーティ」アイコンで、さっき引いたガチャのキャラを編成できるんかーーーい!!おかしいだろ、ふつうさ、こういうのはガチャを引いた後にパーティ編成のチュートリアルとかあるでしょ。それなのに何の説明もなく主人公ソロプレイもできちゃうような謎仕様でプレイヤーを突き放すあたり、アナザーエデン運営は尖ってるんですかねぇ??

と、いうわけで。みなさん、ぬかりなくガチャで引いたキャラをパーティに入れましょうね。じゃなきゃ、全滅繰り返して序盤で詰むよ。マジで。このゲームはヌルくないよ、決して・・・。

 

最初のボスの溜め攻撃でズッコケるの巻き

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最初のボスが強すぎる。いったい、どうなってんだ、このゲームのバランスはよ・・・!?いくら攻撃してもジリジリとしか減らない。そのうちに、HP半分くらいで突然力を溜め始めた。嘘だろ・・・死ぬ・・・

 

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ああああああ、駄目だーーーーー!全然倒せそうにないじゃん!!カウントダウン終わるぞー!!FFシリーズなら全滅は必須のパターンだぞー!

 

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\( 'ω')/オワタ!!

 

 

 

 

 

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ってダメージ低いんかーい!!

 

通常攻撃と同じくらいのダメージを食らうという謎仕様。なんですかね、これは、運営さん明らかに狙ってますよね?3ターンも溜めたのに、コレですか(笑)まぁお陰様で勝利できたので、良しとします。

 

こういうサプライズなお間抜け溜め技を繰り出してきたのはさておいて、序盤のボスから調整きつすぎる。もっと楽勝で勝たせてもらってもいいような気がするんだけれど。これもヌルくないRPGたるゆえんなのか。

終わりに

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このあと、いきなり800年後の世界に飛んじゃう主人公さん。僕が同じ状況なら発狂してるところですが、「まぁ、いいか」的なノリでその世界の住人と打ち解け合い、様々なクエストをこなしていく主人公は強すぎるなぁという印象も受けました。ま、かといって精神崩壊して寝た切りにあってしまうとストーリーも進まないので、主人公は頭のネジが2~3本抜けている方が物語は面白いのかな?と思いましたね。

えっと、キャラがヌルヌル動いて、町やダンジョンで冒険感を得られるRPGだと思います。それと、昨今のヌルいソシャゲRPGにアンチテーゼを投げかけるかの如く、割と強烈な難易度になっていますので、これから始めようという諸氏は心して取り掛かってください。ストーリーはいいですね、引き込まれる感じ。余計なやり取りはないけれど、抜け過ぎている感じもない。押さえるべきところは押さえてて、上手だなって感じます。ビギナーバラマキ型ではなく、全自動でもない手ごたえを感じるRPG。どうですか、始めてみませんか?

 

アナザーエデン 時空を超える猫

アナザーエデン 時空を超える猫

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