脳だけ彼女との愛の行く末は、果たして。
物語
某研究所に入り込んだ主人公(あなた)は、そこにいた「脳だけ」の女性に一目ぼれをした。それ以降、現在まで、大好きな彼女と研究所で過ごしてきた。
というストーリー。
もうわけがわからないけれど、愛さえあれば肉体などは不遜なのだろうか。いやいやそんなことはなく、主人公は彼女の肉体復活を目指すことを決めたのであった・・・。
冒頭の質問を全て選択すると、彼女が説明してくれるよ。これがちょいちょい、自虐ネタ(脳だけネタ)織り交ぜてきて笑えるのです。
なお、「どうして脳みそなの?」という質問に対してだけは秘匿。凄く気になる。というか、そこが確信じゃねーか!ここらへんはゲームを進めていけば明らかになるのでしょうねぇ。
各メニュー紹介
「そざいあつめ」の説明を主に、メニュー画面で選択可能な各メニューの紹介をしていく。
「そざいあつめ」
主人公と彼女の愛の巣である研究所は、何故か色々な侵略者の攻撃を受ける。ネズミロボ、鳥ロボから生身の人間まで。こいつらを放置すると、研究所のドアが破られてしまう。というわけで主人公が操作する雷発生装置で侵入者を撃退しよう。なお、この説明では「防衛」だが、結果的に素材が集まるため「そざいあつめ」というコンテンツ名になっている。
雷ゲージが溜まった状態で、マシン直下をタップすると、マシンの真下に雷が落ちる。直下ではなく移動したい方向をタップすると、マシンが移動して、移動しきったところで雷が落ちる。最初はいまいち操作に慣れないかもしれないけれど、数分もすれば馴染んでくる。
早速、ネズミの侵入者あり。ネズミとはいっても、倒した後にネジが出現したり、処理利すると機械パーツを得られることから、これは機械生命体であることが伺える。
ネズミは雷(初期の振れード)を2発当てると、黒焦げとなる。こいつを、右上の「歯をむき出しにしたような口」の部分にドラッグして「処理」する必要がある。処理しなければ、点滅後に消えてしまう。
人間の侵入者もいる。こいつは生身の、本物の人間。雷を当てたら死ぬんじゃないか?と思いがちだが、死なずに気絶する。こいつも一定時間放置すれば、点滅後に消える。つまり殺さずに生かして帰せる。彼女は「人間を処理すると殺人になるからダメ」と、しょっぱなから釘をさしてくるのだが
忠言虚しく人間を処理→殺人数1にwww
あーあ、やっちまったな・・・だって「だめよ?」って、「やれ」っていうフリじゃないの?(´・ω・`)
ってなわけで人間を気絶させて処理マシンに放り込むと、殺人カウントが増えていく。積算カウントで殺人の称号が変化する。最初の称号は「うっかりDEATH」だが、50人目には「シリアルキラー」になるなど、完全に殺人システムを楽しんでいるとしか思えない状況になる。
ちなみに、機械生命体を倒すと機械のパーツ(エネルギー)を入手可能で、これは施設や兵器の強化に使用できるほか、「彼女の再生」において「機械化再生」メーターを増やす効果がある。
では人間を処理した生身のエネルギー(血や臓物☆)はどうなるのか?というと、「彼女の再生」における「生身の再生」メーターを増やす効果がある。
機械の彼女で再生させるのか、生身の彼女で再生させるのか。ここがおそらくはエンディングにも変化をもたらすのだと思われる。
「そざいあつめ」項の補足説明だが、ドアのゲージを0にされると、時間がリセットされる代わりに彼女の好感度などなど、様々なパラメータげ減じる。なので、できる限りドアの耐久は0にしないように。雑魚との闘いでドアのゲージがやばくなったら、すぐに引き返すボタンをタップしてドアを修繕しよう。
防衛モードにはボスも出現する。ボスは高耐久でドアへのアタック力も強いが、倒せば雑魚とは比較にならないほどのエネルギーを落とす。ボス戦に突入する前に、「あと何匹雑魚を倒せば出現」というアナウンスがあるので、その時にドアが脆くなっているようであれば、引き返してドア修繕後にボスに挑もう。
雷発生装置だけじゃなく、ドアに近づく敵を自動で攻撃する銃も、機械エネルギーを消費することで備え付けることができる。防衛力を高めるために、防衛モードを繰り返してパワーを貯めるべし。
「おはなしする」
これを選択すると
- おしゃべりしよう
- 広告を見てボーナスゲット
- ききたいことがあるんだけど
- なんでもない
以上4項目を選択できる。
1は彼女がダジャレを述べるなど他愛のない会話が繰り広げられる。ベタなものから「お?」と気づきを得るものまで、クスっと笑える微笑ましいものになっている。
2を選択すると、何故か彼女が「ありがとね!」という。つまり広告収入ゲットでお礼を言うということは彼女=製作者説が考えられる。露骨だ。まぁあまり深くは考えないようにする。なお、20数秒の広告再生ののち、好感度が上がる。この項は一定時間経過すると再び選択可能となる。
3は「ここはどこ?」「きみはだれ?」「どうして脳みそなの?」「もういいよ」の4つを選択できる。これは冒頭でも経験済みで、ストーリーを失念した人は再度、聞いてみるとよい。
4はメニューに戻ることができる。
「からだをさいせい」
彼女の体を再生するために、「そざいあつめ」で集めた素材2種類(ヒト・キカイ)のうちどちらかを注入する。ゲージが満タンになると、現在作成中のパーツが完成する。これを繰り返して彼女の再生を目指そう。
最初に出来上がるのは「左脚」だが、ヒト素材で完成させたのちに彼女から「これは、どうやって肉を手に入れたの?」と聞かれ、それに対して正直に答えると好感度が下がってしまう、という現象を確認した。うーん、どうすりゃいいんだ。(嘘)を述べることもできるので、好感度を下げないためには嘘をつき続ける必要があるかもしれない。
機械素材でパーツを作成したことがないため、その際の反応等は不明。ここは実際にプレイして確認してほしい。
「アップグレード」
- ドア修理
- かみなりそうち
- いぶくろ
- 知名度そうさ
- うちべんけい
- たべるくん
- ポチッとボム
- ドアストッパー
- ボス・スグ・クル
- にくの転売
- あんぜんそうち
以上の項目で購入・強化が可能。強化できる項目(例えば「かみなりそうち」)だと、さらに強化項目が細分化されており。LV99まで改造できる。なお、変わり種としては「あんぜんそうち」が挙げられる。これを導入すると、どうやっても殺人ができなくなる(消化装置に入れても人間が死ななくなり、「たべるくん」も人間を食べなくなる)という機能が働く。つまり、ノーキルでエンディングを迎えるには、最高のアイテムということ。
「プレゼント」
「そざいあつめ」でボスを破壊した場合などに、彼女にプレゼントできるアイテムが出現する場合がある。これを入手すると、彼女にプレゼントが可能。結果、好感度が上がる。プレゼントした物品はメニュー画面に飾られる。プレゼントをする場合に、彼女とのやり取りで「それ、売ってくれば?」と言われることもあり、選択肢を迫られることもある。管理人は売らずに彼女にプレゼントしたが、もし売れば素材を得るかわりに好感度が上がらない、ということが起きるかも。
「ステータス」
彼女の
- キカイ度
- 再生度
- 生身度
のパーセンテージ確認のほか、
- ドアの耐久値
- 機械素材の数
- 生身素材の数
- 好感度
- 知名度レベル
- 殺人数及び称号
- なかったことにした回数(ドアを破られた回数)
- ループかいすう
- プレゼント合計
- プレゼント累計
を確認できる。
「ショップ」
課金アイテムを購入できる。
- 広告オフ
- ボーナスパーツ出現率2倍
- プレゼントの出現率2倍
- エンディングのヒント
- キャラクターずかん解禁
- パーツ1000追加
- パーツ5000追加
- なげせん
- つよくてニューゲーム
- ペナルティなし
以上のうち「なげせん」はゲーム製作者への寄付です。一人でこのゲーム作ってるんですね、凄いな。
「エンディングいちらん」
7つのエンディングが用意されている。今まで見たエンディングを閲覧可能?見たことのないエンディングはロックされている。なお、「ショップ」で「エンディングのヒント」を購入していると、ここで各エンディングを見るためのヒントを得ることが可能。いやはや、なかなかシビアですな。エンディングコンプリートへの道は遠い。
「キャラクターずかん」
これは「ショップ」で購入しないと確認ができない。キャラクター図鑑くらい、課金しなくても見れるようにしてくれればいいのになー( ˘•ω•˘ )
「さいしょから」
ゲーム進捗をリセットできる。人間ノーキルでやりたいのに、誤って殺してしまった場合などはリセットが必要なのかも。なお、リセットしてもクリアデータはそのままらしい。
おわりに
すいません、おわりに、もなにも、まずはこのゲームのエンディングを1つでも見ないと、締めようがないですよね・・・。けれど!面白いです。そう感じた理由は以下の通り。
- 彼女の脳ギャグが地味に面白い
- 人間をキルして肉を得るあたりの設定がエグい
- 人間キルはどうもギルティらしくて、そこらへんがエンディングに深く関わってるっぽい
- 7つのエンディングがある、ということで、ゲームの底が知れない
レビューではエンディングコンプして「最高でした」って言ってる人もいるんだよね。もしかすると、感動的なエンディングやら切ないエンディングがあるのかもしれないなー。
ひとつ、気になったことは、普通に動画広告流れたりするのに、課金コンテンツが渋いというか、普通のゲームでは無料開放しているような機能まで有料になっている、ってところかなぁ。このサイトは無料ゲームを紹介するサイトで、そういう普通に見れるコンテンツまで有償ってのは、ちといただけないけれど。ま、ゲームの面白さを考えると大した問題じゃないかもしれないけれど。
ゲームオーバーに注意(追記)
このゲーム、彼女が崩壊してゲームオーバーになることがあります。超絶注意。管理人がゲームオーバーになった原因は、肉素材で体の再生を行い、最初に彼女に対し「犯罪告白」をしてしまった。つまり「人を殺した」と正直に述べてしまったのです。それ以降も肉素材で体の再生を続けたのですが、4パーツ目?を作ったあとで彼女が罪の意識に耐え切れなくなり、自己崩壊プログラムを作動させてゲームオーバーとなってしまいました。せっかく時間をかけたのに、この仕打ちは辛い(;´Д`)
もし、肉素材で体の再生を行う場合は、彼女に嘘をつき通すことをお勧めします。もしくは、機械のパーツで体を作るか、のどちらか。肉素材と機械素材を混合させて体を作った場合はどうなるのか?など興味は尽きませんが、とりあえず言えることは「正直者は馬鹿を見る」ですね(笑)