世界中の人とかくれんぼ、って童心を強烈にくすぐるパワーワードじゃないですか?というわけで今回はそんなコンセプトのゲームをサクっと紹介しちゃう。結論を先に述べれば無理ゲーです。
基本ルール
- 鬼
- 隠れる人
の2チームに分かれてゲームスタート。
鬼は決まったフィールド内を3人で操作し、「ここかな?」と思わしきところをぶん殴る。所定時間は2分。走り回ったりぶん殴ったりを無限にできるわけじゃないから、効率よく回る必要あり。ただし残り1分になるとスタミナ消費がなくなった鬼のターン!
対して隠れる人はゲーム開始時になんらかのオブジェクトになり、フィールド内に身を隠さなければいけない。このオブジェクトは自分で選ぶことができない。コインを使用することでオブジェクトを変更することができる。
鬼にぶん殴られた隠れる人は捕まってしまい、それ以降はゲーム観覧モードになる。隠れる人は隠れている最中も場所を移動することができる、が、当然そこを見られると鬼に簡単にぶん殴られていまいENDになる。鬼が遠くに離れた際に物陰に移動するなどのコツが必要となる。
鬼サイドで隠れた人を暴き切るか、隠れるサイドで鬼から隠れ通すかすると、レベルが上がる。最初はレベル0からスタートだが、中にはレベル3桁の人もいて、どんだけやり込んだんだよ!?と戦慄することになる。
様々なフィールドと、それに応じたオブジェクト
ショッピングセンター、オフィス、学校、ダンジョンなど、フィールドは様々。それに応じたオブジェクトを付与され、身をひそめることになる。
ショッピングセンターでは
- 商品
- カート
- 買い物かご
オフィスでは
- 事務用品
- 観葉植物
学校では
- ホワイトボード
- 机
- 椅子
ダンジョンでは
- 兜
- 財宝
など。上記はほんの一例。小さいオブジェクトになればなるほど、隠れ通せる確率が上がる、というのが体感。
いきなりデカいオブジェクトで即死
記念すべき初オブジェクトはこれ。ちょ、まって、デカい・・・。こんなん、隠れきるのは難しいんでは!?しかも、ロッカーとロッカーの合間という、凄く不自然なところに配置されてしまった。なんとか、自然に見える位置まで移動する必要がありそう。しかし、制限時間の30秒少々はあっという間に過ぎてしまう。
えーい、こうなっては仕方ない。ここにいよう。
即死。
ああ、いわんこっちゃない・・・。それにしても地面をはい回るPCモニターも大概だと思うが・・・。少し考えやがれ!(人のことは言えない
ヘルメットに化ける
ヘルメット!?ヘルメットかぁ・・・うーん、どこにいたら隠れきれるか。
壁にもたれかかる勇者の躯みたいのがあるから、そこの脇にでも転がってようか。しかし、すでに勇者のそばには転がったヘルメットが。果たして、隠れきれることはできるのか・・・
ああ、やばい。きた。
おお、ナイススルー!!
もしかして、凄い絶妙なところに位置取りできたんじゃね!?
うわ、やっぱ駄目じゃん!!
とまあ、結局勝利の味を知らぬままに終わってしまったかくれんぼアプリであった。
最後まで隠れている人の特徴
凄い、上手いわー。物陰に潜んだりしてるのよ。鬼がいなくなったら、随時場所を変えて。どうも、鬼の視点て隠れる人の視点はちがうっぽい。鬼は主観ビューで走り回っているようで、部屋から出たら場所を変えてもOKなんだわ。もちろん、鬼の目の前で動きを見せると速攻でバレるからね。
で、等しく「小さい」オブジェクトに化けている。これは運だね、コインを使ってオブジェクトをできるだけ小さくしているのかもしれなけれども。
無理ゲー
鬼はとにかくオブジェクトがあったら、それを次々とぶん殴っていけばいいわけで、隠れる人にしてみればこれはかなりの無理ゲーなのでは、と思わされる。ただ、フィールドに溶け込むだけでは駄目だね。小さなところに身を潜めないと、隠れきることは難しい。ジャンプすることもできるから、棚の中にこっそり隠れるとか、有効かもしれない。というわけでハラハラドキドキなかくれんぼアプリで時間潰ししてみよう。