顔も知らない、誰かもわからない世界中の人と、今まさにこの瞬間、俳句を一緒に作れるアプリを紹介。その名も「五七五オンライン」だ!!
先にいっておくが、なかなかくだらない。でも面白い。人気が出るのもまぁわかる。
遊び方と感想
シンプルなオープニング画面から始まるこのゲーム。
システム的にも非常にシンプルでとっつきやすい、と言える。
まずはタップしてみよう。
「みんなで詠む」の右側→をタップで「一人で詠む」が出てくる。どちらかを選択してゲームスタートだ。
当然(?)みんなで詠む、がこのゲームの肝なので、今回はこちらを選択する。
マッチング中。つまり、この間に全国の暇人をサーチし、私たちは掛け合わされるというわけだ。どこぞの誰かも、顔もわからん誰かとの共同作業。仮面舞踏会みたいで、なんかワクワクしませんか?
ところでマッチング中の広告が煽情的すぎる・・・
「納豆」さんとマッチングしたようです。
最初、あまりに突然だったから「え、納豆?納豆で俳句詠めばいいのか??」と多少の混乱を来したことを記載しておこう。これ以上の犠牲者を出さないためにも。
ちなみに、自分の名前はゲームモード選択画面の「設定」で自由に変更可能。フルネームを馬鹿正直に書くとインターネットなので危険を伴い、あられもない名前を書くと公序良俗に反するんだよ、という警句は、このアプリをプレイするファンキーなやつらには、いまいち届かないだろう(ゲームに出てくる名前がそれを如実に物語る)。
さていよいよゲームスタート。
ふたりで詠む場合は、「最初と最後の5文字」か「真ん中の7文字」のどちらかを詠むことになる。最初の5文字を詠む方が、出来上がる俳句の全体像を形成する主導権を握る感じだ。
真ん中の7文字を詠む方も、最終的に出来上がる俳句のパワー?を出し切るための骨格を作る役割なので、当然に仕上がりに影響する力は強い。今回は僕が7文字を書くことになった。
さて、始めて出会った二人が、どのような俳句を作り上げるのか?おら、ワクワクしてきたぞ!(キャラ迷走
相手が文字を入力している。
グルグルと待ち状態を示すエフェクトが。
ドキドキ・・・
・・・・・・・
「お前が誰だ」
・・・はっ、せっかくの俳句作りアプリなのに、いつのまにか喧嘩をしていた!?なんということだ。我を忘れてしまった。いきなりあんな言い方をされるものだから、つい頭に血が
やばい、これは血で血を洗う応酬か!?
いったい、この先はどうなってしまうんだ。
もしかすると殺害予告とか飛んでくるかもしれない。
夜も眠れなくなってしまうかも。
ブルブル・・・
その心配は杞憂で、相手は穏便なところに落としてくれて事なきを得ました。駄目ですねー、怒りをぶつけちゃ駄目。ってか、俳句と怒りって、あまり相性良くないよなwww
なお、不適切な詠み(卑猥な言動とか、法の埒外のコメントとかね)があれば、運営に報告することが可能です。身に危険を感じるようなことがあれば、ここから通報するとよいでしょう。
そのあとも、何度か詠んでみた「二人」モード。
これは僕が最初と最後の五を詠んだんだけれども、最後に茶化してしまって相手に失礼なことをしちゃったな、と反省したものです。
なお、「ふたりで詠んだ」俳句は自動的にランキングにエントリーされ、全国のアプリユーザーの評点を受けることができます。
今までに多くの「よきかな」を獲得した俳句が上位を連ねています。中には稚拙なものや勢いだけのものも見受けられますが、へんてコなしがらみのありそうな、由緒正しい俳句品評会で選出された作品じゃないだけに、泥臭い魅力が詰まっています。こういうのを見て楽しむのも、ありですねぇ。もちろん、自分と誰かの俳句がランクインすると、とても嬉しくなること必須です。
ってか1位と3位がバグについて運営への抗議www
「一人」詠みもランキングあります。これはおそらくですけれど、自分で詠んだあとにランキングにエントリーするのは任意でやるんでしょうね。
「よきかな」順で並ぶ一人俳句は、同じ人が作り上げただけに完成度は高め、もしくはその逆でおぞましい姿形をした俳句になっているか、のどちらかですね。
ちなみに「よきかな」順ではなく「新着順」で眺めてみたところ・・・
カオスにもほどがあるだろ、な状態です。
まるで頭がファンキーな人たちだけを集めた〇〇ッターのTLみたいになっています。
でも、僕はね、個人的にこっちを眺めるのが好き。初期の段階で勢いでエントリーし「よきかな」を集めた予定調和臭のする作品よりも、詠み人知らずのIQ低めの作品のが、なんというか現実を生きている感が出るんですよね。ま、楽しみ方はひとそれぞれ。
ってなわけで
みんなもプレイ
五七五
あ、知らない人と絵を描く「お絵かきコラボ」のレビューもしてますので、暇があれば見てくださいませ。