「三十六計M」をプレイした感想を書く。
どんなゲーム?
登場人物は三国志に登場する武将たち。
ストーリーは三国志にほとんど関係ないオリジナルで、「三十六計」という計略を巡って争うもの。
ゲームの核になるのはシミュレーション。自国を発展させ、軍団を強化し、辺境の盗賊を討伐しつつストーリーを進め、マルチプレイでは軍団に所属して連携しながら侵略や防衛を行っていく。
戦闘パート
戦闘は3人の武将を前列・中列・後列に配置し、計略を1つ装備してスタートさせればあとは自動で進む方式。
戦闘スピードはノーマルと2倍速の2種類を選択可能。
チュートリアルの後半からは戦闘の過程そのものを飛ばすスキップ機能を利用できる。
前列で勇猛に活躍する将軍もいれば、中列・後列で弓や妖術などで遠距離攻撃を行ったり、味方にヒールをかけるキャラクターもいる。
どのような組み合わせが戦闘で有利になるか考えるのも面白く、当アプリの大きな魅力の一つとなっている。
シミュレーションパート
領地はメインの城をレベルアップさせつつ、城下に広がる関連施設をレベルアップしていくことで育っていく。
領地内からはメインクエストに出陣することもできる。クエストが進むごとに難易度は上がっていき、いずれ行き詰る。そこからは各武将を強化したり、装備を整えたりして再度挑戦することになる。
君主であるあなたもレベルがあり、一定のレベルになるとできることが増えていく。玉座もクラスに応じてグレードアップしていくため、見た目的にも励みになる。
ガチャについて
いわゆるガチャは武将を手に入れるために行う。
UR~Nまで様々な武将がいるが、URどころかSSRを引くのでさえ、かなり渋い。
SRが出れば御の字、といったくらいのガチャの渋さを感じた。
ただ、UR武将が手に入れば無双できるような単純なシステムではないし、自分の思い入れのあるキャラを最高レアまで育てるシステムも実装されているので、URにこだわることなく遊んでほしい。
ガチャに必要なアイテムは、ゲーム内で進捗状況に応じ報酬として配布されることが多い。
課金の必要性
よほどマルチプレイにどハマリして、軍団のTOPになってやりがいを求めるようなことが無ければ、特段に課金の必要性は感じない。
ただ、これは、あくまでもライトなプレイヤーである管理人が感じたことであり、各それぞれが感じる課金への必要性は違うことに留意してほしい。
でも、課金しなければこれ以上は進めなくなる、だとかそういった理不尽なシステムは基本ないと考えてくれていい。
このゲームはとにかく腰を据えてじっくりまったりとやるのがオススメである。時間さえかければ、軍団は強くなるし、周りで止めていってもあなたが粘り強くブレイすれば新参との戦力さは大きくなる。
総評
海外産のゲームだが、日本語の記述は落ち度が少なく、不自然さは感じない。
ゲームのテンポも決して悪くない。課金アイテムを使用しなくても、貴重アイテムで発展のブーストは容易にかけられる。
戦闘に関してはそこまで奥深くなくシンプルだが、ここは好感が持てるところである。
このゲームのリソースがどこにかけられているか、といえばやっぱりシミュレーションパートやマルチプレイなんだと思う。
全国の有志と軍団を編成して他の軍団と戦ったり、自分の軍団に寄付などをして強化していけば、そこが一種のコミュニティと化してログインが楽しみになるだろう。
もし、古参で親切なプレイヤーと知り合うことができれば、チャット機能を使って手ほどきを受けるといいかもしれない。自分だけでゲームを進めようとしても、おそらくクエストモードで行き詰ったあたりで困ることになる。
また、世界モードで自分の部隊の動かし方も、一筋縄ではいかない感じがする。先輩方は、プレイのコツをよく知っているはずだから、マルチプレイを楽しむという意味でも積極的に交流してみてはいかがだろうか。
管理人のようにソロプレイが好きな人でも、割と大人し目に軍団に所属して、コツコツ貢献して遊ぶというプレイスタイルもまた、否定できるものではないと思う。
まぁ、何が面白かったかというと、三国志で知っている好きなあの武将を自軍に加えて、育てて戦わせること自体が面白かった、というのが正直な感想。三国志好きにはまずお勧めできる。
とりあえず、遊んでみて。
気に入れば、長くまったりと遊べるゲームになると思うので・・・。
ダウンロードは以下からどうぞ。